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水性と油性の違いや1液と2液の違いとは…

塗料の成分について

塗料は、主に顔料・樹脂・添加剤の成分でできています。

<顔料>
塗料の色や艶の調整、防錆などの役割

<樹脂>
塗膜となって固まり、塗膜面を保護。
配合する樹脂によって対候性や耐水性などの機能が変わってきます。

<添加剤>
塗料を塗りやすくしたり乾燥をはやめたり、性能を高める。
配合する成分によって役割が変化し、添加剤を含まないものもある。

水性塗料・油性塗料について

水性塗料とは…

水で希釈(薄める)塗料で、塗料の水分が蒸発して塗膜を形成。
臭いが少なく、小さなお子様がいるご家庭や臭いに敏感な方にオススメです。
環境や人への害が少ないが、対候性などは比較的弱い。

油性塗料とは…

シンナーで希釈(薄める)する塗料で、有機溶剤が揮発して塗膜を形成。
臭いが強く、取り扱いが難しい。
比較的価格は高いが、水性塗料より防汚性、耐久性が高い。

1液塗料?2液塗料??

塗料には1液塗料と2液塗料があります。
違いについてまとめてみました。

1液塗料とは…

塗料を開いたらそのまま使える塗料です。
水やシンナーで希釈(薄める)して使用。
比較的価格が安く、作業性に優れている。

2液塗料とは…

塗料が主剤と硬化剤の2つに分かれていて、混ぜて水やシンナーで希釈(薄める)して使用。
1液塗料より強い塗膜を形成することができるため、耐久性が高い。