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三郷市、吉川市の皆様、屋根塗装が難しいスレート屋根材とは

塗装後のスレート瓦

三郷市、吉川市の皆様、屋根塗装が難しいスレート屋根材とは

コロニアルNEO(クボタ)・・・2001年製造。無石綿、強度が弱く、ひび割れや反りが多い。
アーバニー(クボタ)・・・2001年~2005年製造。無石綿、強度が弱く、ひび割れや欠けが多い。
レサス(松下電工)・・・1999年製造。無石綿、強度が弱く、ひび割れ、反り、欠けが多い。
シルバス(松下電工)・・・2001年製造。無石綿、強度が弱く、ひび割れ、反り、欠けが多い。
パミール(ニチハ)・・・1996年製造。無石綿、表層剥離が起きる。めくれやすい。

上記は、1996年くらいから製造、販売されたノンアスベスト(無石綿)のスレート屋根材になります。アスベストは、耐熱性、耐火性、防音性に優れ、多くの利用がありました。しかし、アスベストの規制が始まった当初の屋根材に石綿を入れないで、強度を保つ技術が十分でなかったために10年程度でひび割れや欠け、反りなどの症状が起きています。そんな屋根材に塗装をしてもすぐにボロボロになってしまうため塗装はお薦めできません。せっかくの塗装が台無しになってしまいます。
そのため、そんな屋根には、葺き替え工事をお薦め致します。
くれぐれも塗装で大丈夫という業者さんにはお気をつけください。